2005年度上智大学シラバス

◆地理学Ⅰ - (前)
伊藤徹哉
○科目サブタイトル
地域的なものの見方
○講義概要
 地理学は,自然環境から社会的現象までの広範なテーマを対象とし,それらを空間的な視点から考察するという特色を有します。本講義は,人間の諸活動に関する身近な題材に着目しながら「地域」や「環境」といった地理学における基本的な考え方を学ぶとともに,人口問題や地域統合などの課題を空間的な観点から捉える能力を養うことを目的とします。
○評価方法
出席状況(30%)、前期学期末試験(授業期間中)(70%)
不定期に出席確認をかねてリアクションペーパーを求める(回数4~5回)。
○テキスト
特定のテキストは用いない。『ただし,理解を助けるために毎回地図帳(中学・高校で利用したものでよい)を持参することが望ましい。』
○参考書
参考文献は適宜紹介する。
○必要な外国語
日本語
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://members.aol.com/Itogeo/Lecture.html
○授業計画
1導入:講義概要と評価方法
2今,どこ?-場所の特定と規定
3破壊か利用か?-環境と人間
4近い?遠い?-実距離・時間距離・費用距離
5「『東京』に住んでいる」-地域のまとまりと区分
6車窓から地域を捉える1-景観を見る,考える
7車窓から地域を捉える2-地域像の構築:メンタルマップ
8人の住む形1-分布と移動
9人の住む形2-都市と農村
10コンビニ開店-立地と分布
11流行-イノベーションの伝播と障壁
12街の変わり方-地域統合:地域における人・物・情報の変化
13まとめ(試験)

  

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