2005年度上智大学シラバス

◆史学教養演習(日本史) - (前)
平田耿二
○講義概要
日本古代史を研究するに当たって、まず必要になる基本的な知識、たとえば古代史の基礎資料にはどのようなものがあるか、それを読み解くには、どのような辞書や文献が必要か、などといった初歩的な知識を修得させることに主眼を置く。
○評価方法
出席状況、授業参画、リアクションペーパー
演習参加者に、カリキュラムに沿ったテーマを配分して発表させ、提出したレジュメの内容、発表の仕方、その内容、討論や発言の内容などによって、総合的に判定する。
○テキスト
独自に作成したテキストを配布する。
○参考書
講義の進行状況・内容に応じて適宜指示する。
平田耿二ほか『日本史 論文の書きかた』吉川弘文館(四六) 1992-6
NHK取材班・平田耿二ほか『その時歴史が動いた 16』中央出版(四六) 2002-10
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1第一編 資料解読に必要な諸文献 辞書類
2      〃         年表類
3      〃         地図類
4      〃         講座類
5      〃         考古学
6      〃         民俗学
7      〃         研究史
8      〃         書籍目録と解題
9      〃         その他の資料・文献収集ガイドブック
10      〃         図書館・資料館・古書店ガイド
11      〃         文献カードの作成
12第二編 日本史学の基礎知識 言語学
13      〃       古文書学と記録
14      〃       年代学 暦法ほか
15      〃       仏教鑑賞入門

  

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