○講義概要 |
今日の学校教育において,児童・青年期の発達や学習過程を理解し,教育的支援を必要とする子どもへの理解を深め,その対応を考えることはきわめて重要である。本講義では,心理学研究から得られた事実と理論に基づいて,子どもと教育の現実問題を検討する。そのために,発達・学習のメカニズムや,障害のある子どもの理解と対応,学力形成と自立への課題,教育評価の機能,教育的支援のあり方などについて論じる。これらを通して,学習と教育の可能性,学校の可能性を探りたい。受講者もともに考えることを望む。
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○評価方法 |
リアクションペーパー(20%)、後期学期末試験(授業期間中)(45%)、中間試験(35%)
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○参考書 |
心理科学研究会編『中学・高校教師になるための教育心理学改訂版』有斐閣選書 大村彰道編『教育心理学I―発達と学習指導の心理学』東京大学出版会
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○授業計画 |
1 | 教育心理学の動機 |
2 | 思春期の発達(1) |
3 | 思春期の発達(2) |
4 | 学習のメカニズムと諸要因(1) |
5 | 学習のメカニズムと諸要因(2) |
6 | 学習のメカニズムと諸要因(3) |
7 | 学習障害(障害児の理解) |
8 | 学習の個人差と教育的支援 |
9 | 授業と学校生活 |
10 | 教育評価とテスト(1) |
11 | 教育評価とテスト(2) |
12 | 学力形成と自立 |
13 | 教育と学校の課題 |
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By:上智大学学事部学務課
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