2005年度上智大学シラバス

◆心理学基礎論Ⅰ(思想と歴史) - (前)
道又爾
○講義概要
心理学を専門的に学ぶ準備として,歴史,哲学、科学論などの観点から考察する。前期には心理学を基礎づける歴史的背景について講義し,後期には現代の心理学の対象と方法について講義する。一年間で完結する内容なので,当該年度に必ずI,IIの順番で連続して履修すること。心理学科1年次必修である。
○評価方法
出席状況、レポート
出席と期末レポートで評価する。
○参考書
中西・道又・三川編著『現代心理学 その歴史と展望』ナカニシヤ出版,
堀米庸三(編)『世界の歴史 全16巻』中公文庫
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1序章 大学で心理学を学ぶ
2第1章 人類史と心理学 (0) はじめに
3(1)ギリシア・ローマ文明と人間観
4(2)古代東洋史と人間観
5(3)中世ヨーロッパの文明と人間観
6(4)近代ヨーロッパと科学革命
7(5)儒教と人間観
8(6)ヨーロッパ18世紀と心理学
9(7)ヨーロッパ19世紀と心理学
10(8) 20世紀と心理学
11第2章 心理学の思想(1)科学とは何か
12(2)科学・オカルト・心理学
13前期のまとめ

  

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