2005年度上智大学シラバス

◆日本キリスト教史Ⅱ - (前)
川村信三
○講義概要
講読演習(ゼミ形式) 
日本キリスト教史Ⅰ(ないしは 日本史特殊講義:日欧交渉史)の概説講義を履修済みで、テーマをより絞って考察しようとする参加者のためにゼミ形式でおこなう。とくにキリシタン関係および反キリスト教関係文書の精読を通じて、キリスト教と仏教、日本の心性史、日欧交渉の物的、精神的面を考察する。
神学部の教義学理解を日本伝統文化のなかで考察しようとする人に最適。
ゼミ形式であるため、参加者10名以上になれば、担当者との合議で人数制限をする場合がある。
○評価方法
出席状況(50%)、授業参画(25%)、レポート(25%)
○テキスト
海老沢有道他編『キリシタン書・排耶書(日本思想体系25)』 岩波書店 1970年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1導入 キリシタン版という出版物
2史料講読(1)こんちりさんのりやく
3史料講読(2)こんちりさんのりやく
4史料講読(3)こんちりさんのりやく
5史料講読(4)こんちりさんのりやく
6史料講読(5)病者を扶くるこころえ
7史料講読(6)病者を扶くるこころえ
8史料講読(7)妙貞問答
9史料講読(8)妙貞問答
10史料講読(9)破提宇子
11史料講読(10)破提宇子
12史料講読(11)破吉利支丹
13史料講読(12)拝吉利支丹文

  

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