1 | (10/6)I人口・環境・文明 1 歴史人口学の誕生と新しい歴史観 21世紀日本の少子高齢化と人口減少を文明学の視点から解明する。 |
2 | (10/13) 2 人口波動と文明システムの転換 日本列島で過去1万年間にみられた4つの人口波動は、なぜ、起きたのか。マルサス(Malthus)とボズルップ(Boserup)の人口原理から理解する。 |
3 | (10/20)II 近世日本の人口変動1 江戸時代前半 17世紀の成長:江戸時代の人口趨勢を通して、ひとつの文明がたどった運命を経済と環境とのかかわりから回顧する。 |
4 | (10/27) 2 江戸時代後半 18世紀の停滞:江戸時代の人口趨勢を通して、ひとつの文明がたどった運命を経済と環境とのかかわりから回顧する。 |
5 | (11/10)III 江戸時代人の一生 1 結婚・離婚・再婚 宗門人別改帳により江戸時代庶民の結婚、離婚について観察する。 |
6 | (11/17) 2 出生 貧乏人は子沢山か?宗門改帳、懐妊書上帳により出産について明らかにする。 |
7 | (11/24) 3 平均余命 人生わずか30年。宗門改帳、過去帳により、平均寿命(寿命)、死因について考察する。 |
8 | (12/1) 4 家族のライフサイクル 「直系家族制」の成立と、そのライフサイクルを現代と比較する。 |
9 | (12/8)IV 人口と環境 1 地理的多様性 人口分布の変還と地理的多様性について指摘する。 |
10 | (12/15) 2 都市と環境 都市は蟻地獄か?都市環境と人口との関連について考える。 |
11 | (12/22) 3 凶作と飢饉 「小氷期」の人口。18世紀の環境悪化は人口にどのような影響を及ぼしたであろうか? |
12 | (1/5) 4 栄養と疾病 江戸時代の人々の人口人類学的な特徴は何だったか? |
13 | (1/12)V 人口減少社会 21世紀社会への教訓 近代人口成長の過程の概観:江戸時代の経験から何を学ぶか。 |