2005年度上智大学シラバス

◆東南アジア史入門Ⅱ - (後)
高橋 宏明
○講義概要
東南アジア史がどのように形成されてきたかについて考察する。そして,東南アジア古代世界,島興郭の発展,クメール人王国の盛衰,ベトナムの「南進」,ミャンマーの統一,タイ系諸族の発展,旧体制の凋落,民族の再生と伸張など採りあげていく。東南アジアは植物文化世界にあり農作物を生活の糧として,竹,ワラ,土で造られた家屋に住む。女性上位の社会が存続してきた。映像資料を使い,顔の見える東南アジア史を目指す。
○評価方法
レポート(100%)
○テキスト
レイ・タン・コイ社『東南アジア史』 白水
○参考書
石澤良昭(編)『東南アジア古代国家の成立と展開(岩波講座東南アジア史第2巻)』岩波書店
石澤良昭・横山紘一『東洋の心 西洋の心』ユーラシア旅行社
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1東南アジア史のあけぼの
2   〃
3インド文明の伝来と国家形成
4   〃
5古代海のシルクロード
6   〃
7多島海の国家発展
8   〃
9東南アジア古典世界
10   〃
11中国船の来航と東南アジア
12   〃
13歴史の大転換
14イスラーム国家の形成

  

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