2005年度上智大学シラバス

◆日本古典文学入門Ⅱ - (後)
西澤 美仁
○科目サブタイトル
小野小町の和歌と伝承
○講義概要
古今集を代表する女流歌人小野小町は、同時代および後世への影響力絶大なすぐれた和歌を残したが、と同時に、その美貌と末路の哀れさを語る伝承によって、日本人の心の奥深くに今も生き続けている。その小町の和歌を読み、伝承の意味を探る。
○評価方法
出席状況(20%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(80%)
学期末に試験を行う。試験内容はレポートの形式で、最終授業時に教場で答案用紙に清書して提出する、というスタイルにする予定。
○テキスト
錦  仁『小町伝説の誕生』 角川書店(角川選書) 2004年
○参考書
錦  仁『浮遊する小野小町』笠間書院 2001年
目崎徳衛『日本詩人選6在原業平・小野小町』筑摩書房 1970年
秋山虔『王朝女流文学の形成』塙書房(塙選書) 1967年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1ガイダンス・授業計画
2小野小町の和歌1
3小野小町の和歌2
4小野小町の和歌3
5小野小町の和歌4
6小野小町の和歌5
7小野小町の伝承1
8小野小町の伝承2
9小野小町の伝承3
10小野小町の伝承4
11小野小町の伝承5
12まとめ
13学期末試験

  

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