○講義概要 |
日本近代文学は、日本の文学・文化の伝統と西欧近代の文学・文化との接触により成立した。そのため、作品には、伝統的な要素と西欧的な要素とが存在し、その混交が作品の生成力ともなってきた。そこで、川端康成の「伊豆の踊子」等の作品を取り上げ、伝統と近代の関係を考えることで、近代文学を理解する導入としたい。
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○評価方法 |
出席状況、リアクションペーパー、試験等を総合して評価する。
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○テキスト |
川端 康成『伊豆の踊子』 新潮社(文庫)/1950年初版
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○授業計画 |
1 | 川端康成の人と文学 |
2 | 「伊豆の踊子」1 |
3 | 「伊豆の踊子」2 |
4 | 「伊豆の踊子」3 |
5 | 「温泉宿」1 |
6 | 「温泉宿」2 |
7 | 「温泉宿」3 |
8 | 「叙情歌」1 |
9 | 「叙情歌」2 |
10 | 「禽獣」1 |
11 | 「禽獣」2 |
12 | 「禽獣」3 |
13 | まとめ |
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By:上智大学学事部学務課
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