2005年度上智大学シラバス

◆現代文化としてのスポ-ツI - (後)
コーディネータ 佐藤 浩司
○科目サブタイトル
スポーツとメディア
○講義概要
 人間が豊かに、そして人間らしく生きるための文化「スポーツ」は、デジタル化が進む21世紀においてますますその重要性を増している。また、現代におけるスポーツは「する」だけではなく、「見る」文化としてテレビや新聞などのマスメディアにとって不可欠なソフトになっている。さらに今日、スポーツは人と人を結ぶメディア(媒体)として、重要な機能も果たしている。スポーツのメディア性へのアプローチは、いまだかってない程大切な意味をもってきているのである。
 [本授業のねらい] マスメディアの出現とともに、人々は「する」文化だけではなく「見る」文化として、その広さと深さを促進してきた。また、スポーツそれ自体が、人と人を結びつけるメディアとして機能が大変重要な意味を持ってきている。そうしたスポーツとメディアの関係とスポーツのメディア性について日本を代表するスポーツジャーナリストと異分野の研究者により多角的に考察する
○評価方法
出席状況(50%)、レポート(50%)
リアクションペーパー(出席も兼ねる)の提出と学期末レポートによって評価する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション      佐藤 浩司(保健体育研究室)
2現代スポーツ文化論①     鈴木 守(保健体育研究室)
3現代スポーツ文化論②         同 上
4現代スポーツ文化論③         同 上
5スポーツとマスメディア①   音 好宏(新聞学科)
6スポーツとマスメディア②       同 上
7スポーツとテレビ放送①    杉山 茂(スポーツプロデューサー)
8スポーツとテレビ放送②        同 上
9スポーツと新聞報道①     大高 宏元(元朝日新聞運動部長)
10スポーツと新聞報道②         同 上
11スポーツ・メタファー論①   山本 浩(英文学科)
  ~英国人とスポーツ~
12スポーツ・メタファー論②       同 上
  ~フットボールと英国~
13まとめ            佐藤 浩司(保健体育研究室)


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