2005年度上智大学シラバス

◆キリスト教の霊性Ⅱ - (後)
片山 はるひ
○講義概要
「霊性」を広く「キリストの福音を受容したキリスト者の生き方」と捉え,様々な歴史的・文化的背景を学び,「現代におけるキリスト者の生き方」について考察を深めることを目的とする。聖性,祈り,現代社会と霊性等のテーマを取り上げる。「キリスト教の霊性Ⅰ」などのキリスト教に関する基礎科目を受講している事が望ましい。定員100名
○評価方法
出席状況(25%)、リアクションペーパー(25%)、レポート(50%)
○テキスト
百瀬文晃・佐久間 勤 編『キリスト教の神学と霊性』 サン・パウロ  (絶版のため、プリント資料で代用)
○参考書
授業中に適宜紹介する
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1霊性とは何か?:歴史的背景と現代的意義
2聖性と召命:
3砂漠の霊性:初代教会から中世修道生活へ
4貧しさに生きる アシジの聖フランシスコの霊性(1)
5エコロジーと霊性  アシジの聖フランシスコの霊性(2)
6祈りに生きる カルメル会の霊性(1)
7愛に生きる カルメル会の霊性(2)
8祈りと活動 ロヨラの聖イグナチオの霊性(1)
9ロヨラの聖イグナチオの霊性(1)
10様々な祈り:瞑想,観想,黙想,念祷
11歌・出会い・祈り:テゼの霊性
12現代世界における霊性(1)
13現代世界における霊性(2)

  

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