2005年度上智大学シラバス

◆キリスト教と仏教Ⅰ - (前)
髙山 貞美
○講義概要
本講は,現代世界の諸相をより深く理解するために,キリスト教と仏教における根本思想を学ぶことを目的とする。具体的には,戦争と平和論,ケアの思想,巡礼,愛と慈悲について比較考察する。また,応用編として,イスラームの平和とジハード,ガンディーとキング牧師の生涯と思想,マザーテレサの精神についても取り上げたい。
○評価方法
受講態度,出席状況(リアクションペーパー),レポート提出により総合的に評価する。
○テキスト
プリントを適宜用意する。
○参考書
授業中に適宜紹介する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロ-全体を眺めて
2戦争と平和論(1)ユダヤ・キリスト教
3戦争と平和論(2)仏教
4ケアの思想(1)キリスト教史における
5ケアの思想(2)インド・中国における
6ケアの思想(3)日本における
7巡礼
8愛と慈悲について
9イスラームの平和とジハード
10ガンディの生涯と思想
11キング牧師の生涯と思想
12まとめとして-マザーテレサ

  

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