2005年度上智大学シラバス

◆人間学思想史Ⅱ - (後)
中村 友太郎
○講義概要
ユダヤ・キリスト教的な伝統にもとづく人間観の形成を,現代思想のより深い理解・洞察に資することをめざして,思想史的に展望する。とくに20世紀のユダヤ系思想家たちの中からブーバーやローゼンツヴァイクなどを選び,彼らの著述を始点にして,聖書的思想伝統の源流に遡及してみたい。
○評価方法
レポート及び筆記試験の他,毎回の簡単なリアクションペーパー・出席状況等を考慮し総合評価する。
○テキスト
開講時に指示するが,適宜にプリントを配布活用する。
○参考書
開講時に適宜紹介する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション・打ち合わせ
2現代思想家と聖書的伝統の探訪(その1):ブーバーに学ぶ
3現代思想家と聖書的伝統の探訪(その1):ブーバーに学ぶ
4現代思想家と聖書的伝統の探訪(その1):ブーバーに学ぶ
5現代思想家と聖書的伝統の探訪(その2):ローゼンツヴァイクに学ぶ
6現代思想家と聖書的伝統の探訪(その2):ローゼンツヴァイクに学ぶ
7現代思想家と聖書的伝統の探訪(その2):ローゼンツヴァイクに学ぶ
8ヘブライ思想における古典的人間観
9ヘブライ思想における古典的人間観
10ナザレ人イエスと人間観
11ナザレ人イエスと人間観
12エピローグ


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