2005年度上智大学シラバス

◆刑事法(総合) - (前)
林 幹人,岩瀬 徹,島田 聡一郎
○講義概要
刑法、刑事訴訟法の基本的知識が身に付いていることを前提に、刑事法における理論的・実務的重要問題を、両科目を総合する視点から分析、検討する。判例を指定して行うケースメソッド方式と、判例で問題となった事例を複数組み合わせた問題を検討するプロブレムメソッド方式を併用するが、いずれも予習が義務づけられ、それを前提にして演習を行う。時には新たな立法問題にも言及することもあり得る。実務家出身教員と研究者教員が共同して担当することにより、学生が、複眼的な視点で刑事法を理解することができるようになることを目指す。さらに、随時レポート作成を義務づけ、教員が添削することによって、理解を深化させる(※検討対象となる資料は追って指示・配布する)。(林 幹人教授) 1~5 近年の判例で問題となった刑法理論上の重要問題について、ケーススタディ方式を中心にして検討する。(岩瀬 徹教授・島田聡一郎助教授) 6~13 刑法、刑事訴訟法の交錯領域を中心に、そのほかの重要問題についても、主にプロブレムメソッド方式を用いて、総合的な検討を行う。
○評価方法
ディスカッションによる寄与、レポート、および期末試験を総合して、評価を決定する。
○テキスト
西田典之・山口 厚編『刑法の争点(第3版)』
井上正仁編『刑事訴訟法の争点(第3版)』
○参考書
林 幹人『刑法総論、各論』
町野 朔『刑法総論講義案Ⅰ』
山口 厚『刑法総論、西田典之 刑法各論、松尾浩也 刑事訴訟法上、下。その他、適宜指示する。』
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1(林 幹人教授)背任罪の共同正犯、詐欺罪における処分行為と損害、誤振り込みと詐欺、有形偽造の概念、横領後の横領など、近年の判例で問題となった刑法理論上の重要問題についてケーススタディを中心に行う。
2(林 幹人教授)背任罪の共同正犯、詐欺罪における処分行為と損害、誤振り込みと詐欺、有形偽造の概念、横領後の横領など、近年の判例で問題となった刑法理論上の重要問題についてケーススタディを中心に行う。
3(林 幹人教授)背任罪の共同正犯、詐欺罪における処分行為と損害、誤振り込みと詐欺、有形偽造の概念、横領後の横領など、近年の判例で問題となった刑法理論上の重要問題についてケーススタディを中心に行う。
4(林 幹人教授)背任罪の共同正犯、詐欺罪における処分行為と損害、誤振り込みと詐欺、有形偽造の概念、横領後の横領など、近年の判例で問題となった刑法理論上の重要問題についてケーススタディを中心に行う。
5(林 幹人教授)背任罪の共同正犯、詐欺罪における処分行為と損害、誤振り込みと詐欺、有形偽造の概念、横領後の横領など、近年の判例で問題となった刑法理論上の重要問題についてケーススタディを中心に行う。
6(岩瀬 徹教授、島田聡一郎助教授)罪数論と訴訟法理論、共謀共同正犯論の実体法的、訴訟法的検討、故意の認定と複数行為による結果惹起の扱い、過失犯の成立要件と訴因といった刑法と刑事訴訟法の交錯領域を中心に、配布した問題を検討することを主眼とする。ただし、時にケーススタディを併用することもある。
7(岩瀬 徹教授、島田聡一郎助教授 罪数論と訴訟法理論、共謀共同正犯論の実体法的、訴訟法的検討、故意の認定と複数行為による結果惹起の扱い、過失犯の成立要件と訴因といった刑法と刑事訴訟法の交錯領域を中心に、配布した問題を検討することを主眼とする。ただし、時にケーススタディを併用することもある。
8(岩瀬 徹教授、島田聡一郎助教授)罪数論と訴訟法理論、共謀共同正犯論の実体法的、訴訟法的検討、故意の認定と複数行為による結果惹起の扱い、過失犯の成立要件と訴因といった刑法と刑事訴訟法の交錯領域を中心に、配布した問題を検討することを主眼とする。ただし、時にケーススタディを併用することもある。
9(岩瀬 徹教授、島田聡一郎助教授)罪数論と訴訟法理論、共謀共同正犯論の実体法的、訴訟法的検討、故意の認定と複数行為による結果惹起の扱い、過失犯の成立要件と訴因といった刑法と刑事訴訟法の交錯領域を中心に、配布した問題を検討することを主眼とする。ただし、時にケーススタディを併用することもある。
10(岩瀬 徹教授、島田聡一郎助教授)罪数論と訴訟法理論、共謀共同正犯論の実体法的、訴訟法的検討、故意の認定と複数行為による結果惹起の扱い、過失犯の成立要件と訴因といった刑法と刑事訴訟法の交錯領域を中心に、配布した問題を検討することを主眼とする。ただし、時にケーススタディを併用することもある。
11(岩瀬 徹教授、島田聡一郎助教授)罪数論と訴訟法理論、共謀共同正犯論の実体法的、訴訟法的検討、故意の認定と複数行為による結果惹起の扱い、過失犯の成立要件と訴因といった刑法と刑事訴訟法の交錯領域を中心に、配布した問題を検討することを主眼とする。ただし、時にケーススタディを併用することもある。
12(岩瀬 徹教授、島田聡一郎助教授)罪数論と訴訟法理論、共謀共同正犯論の実体法的、訴訟法的検討、故意の認定と複数行為による結果惹起の扱い、過失犯の成立要件と訴因といった刑法と刑事訴訟法の交錯領域を中心に、配布した問題を検討することを主眼とする。ただし、時にケーススタディを併用することもある。
13(岩瀬 徹教授、島田聡一郎助教授)罪数論と訴訟法理論、共謀共同正犯論の実体法的、訴訟法的検討、故意の認定と複数行為による結果惹起の扱い、過失犯の成立要件と訴因といった刑法と刑事訴訟法の交錯領域を中心に、配布した問題を検討することを主眼とする。ただし、時にケーススタディを併用することもある。

  

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