1 | ①環境マネジメントの意義、必要性-環境問題の現状を概括的に解説した後、企業経営と環境対応をどのように両立させていくか、その際に環境マネジメントをどのように活用していけばよいのか等について解説する。併せて環境効率指標等、企業評価の状況についても解説する。 |
2 | ②環境管理と環境マネジメント-品質マネジメント、情報セキュリティマネジメント等の他のマネジメントシステムとの比較も含めて、環境マネジメントの基本となる考え方を解説する。 |
3 | ③環境経営のツール-環境経営のツールである環境会計、環境パフォーマンス指標評価、環境報告書、エコラベル、LCA等について概括的に解説する。 |
4 | ④ISO14001-審査登録制度の枠組み、ISO14000シリーズの他のガイドラインも含めて解説する。 |
5 | ⑤環境マネジメントシステム(ISO14001)の1-PLAN 規格の詳細を解説する。 |
6 | ⑥環境マネジメントシステム(ISO14001)の2-DO、CHECK、ACTION 規格の詳細を解説する |
7 | ⑦エコアクション21(環境活動評価プログラム)-環境省が策定したガイドラインの内容と、これに基づき2004年10月から開始された制度について解説する。 |
8 | ⑧地域のEMS認証制度-京都市、仙台市、飯田市等で実施されている制度について解説する。 |
9 | ⑨業種別の認証制度-運輸事業者、産業廃棄物関係事業者、地方自治体をそれぞれ対象とした制度について解説する。 |
10 | ⑩事例研究-製造業における環境マネジメント 学生による事例研究及び発表を予定する。 |
11 | ⑪事例研究-サービス業における環境マネジメント 学生による事例研究及び発表を予定する。 |
12 | ⑫事例研究-自治体における環境マネジメント 学生による事例研究及び発表を予定する。 |
13 | ⑬まとめ-環境マネジメントの課題と展望 学生諸君と、これまでの講義内容及び事例研究結果を踏まえ、環境マネジメントシステムは、企業経営にとって有効なツールとなり得るか、また、課題は何か等についてディスカッションしたい。 |