2005年度上智大学シラバス

◆中国環境政策論 - (後)
大和田滝惠
○科目サブタイトル
環境社会政策学の確立をめざして
○講義概要
 地球環境に大きなウエイトを持つ中国の環境問題を改善するのに、政府と市場と社会全体がどう関わっていくのがいいのか、方向性を模索する。焦点として、中国の環境政策は世界的レベルの中にどう位置づけられ、どんな問題点があり、どのように改善されなければならないのかについて、比較政策論の視点から考究する。なお、本講義は中国語を使う必要も出てくるので、履修者は中国語の既習者であることが望ましい。
○評価方法
出席状況(20%)、小テスト等(80%)
○必要な外国語
中級中国語
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://mypage.odn.ne.jp/home/ohwadatakiyoshi
○授業計画
1中国社会の最新動向 ( イントロダクション )
2体制移行をめぐる問題
3発展段階による制約
4公共政策・社会政策の中の環境政策
5環境政策の公準問題と法政策
6市場および政府の役割と法政策
7有害化学物質の規制と法政策(そのⅠ)
8有害化学物質の規制と法政策(そのⅡ)
9リスク・ベネフィットの問題と法政策
10自然保護・生態系の問題と法政策
11科学技術の選択問題と法政策
12社会による企業への規制と法政策
13文明内容の吟味からみた中国の行方 ( エピローグ )

  

Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課