2005年度上智大学シラバス

◆精神科ソーシャルワーク研究 - (後)
藤井達也
○科目サブタイトル
日本の精神保健福祉領域におけるソーシャルワーク研究
○講義概要
 精神科ソーシャルワークは、社会福祉学を基礎学問として、精神的健康に問題を抱える人々とその環境に働きかける、精神保健及び精神障害者福祉領域の専門的な社会福祉実践である。本講義では、日本において、精神科ソーシャルワーク研究が、精神医学ソーシャルワーク研究から出発し、精神保健福祉領域におけるソーシャルワーク研究へと発展しつつある歴史と現状、今後の課題について講義する。
 本講義は、集中講義で実施する。10月7日5-6時限と7-8時限に講義を行う。その後の講義時間については、10月7日に受講学生と話し合って、決定する。
○テキスト
柏木 昭編『新精神医学ソーシャルワーク』 岩崎学術出版社 2002年
田中 英樹『精神障害者の地域生活支援』 中央法規出版 2001年
藤井 達也『精神障害者生活支援研究』 学文社 2004年
○参考書
田村 健二ほか編『精神障害者福祉』相川書房 1982年
谷中 輝雄『生活支援』やどかり出版 1996年
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1精神科ソーシャルワーク研究への招待
2日本における精神医学ソーシャルワーク研究の歴史1
3日本における精神医学ソーシャルワーク研究の歴史2
4日本における精神医学ソーシャルワーク研究の歴史3
5アメリカにおける精神医学ソーシャルワーク研究の歴史との比較
6精神科ソーシャルワーク研究への発展1
7精神科ソーシャルワーク研究への発展2
8精神障害者生活支援論としての精神科ソーシャルワーク研究1
9精神障害者生活支援論としての精神科ソーシャルワーク研究2
10精神障害者生活支援論としての精神科ソーシャルワーク研究3
11精神科ソーシャルワーク研究の今後の課題1
12精神科ソーシャルワーク研究の今後の課題2
13精神保健福祉領域のソーシャルワーク研究へ

  

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