2005年度上智大学シラバス
◆ニューロ・コンピューティング - (後)
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田中 衞
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○講義概要 |
ノイマン型計算機は、いわば万能的に情報の処理を可能にするが、人間がいとも簡単に行っている連想や認識のような複雑な機能を行うことはたいへん不得意である。そこで、単純なルールから生成するダイナミクス(動力学)を利用して極力命令数の少ない新しい非ノイマン型計算機を構築することが重要となる。 ここでは、単純な素子をたくさん並べて複雑な処理を行う非線形回路網について講述する。学習や連想のダイナミクスについても講義する。
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○評価方法 |
出席状況(40%)、授業参画(40%)、前期学期末試験(授業期間中)(20%)
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○テキスト |
田中 衞、斉藤利通『ニューラルネットと回路』 コロナ社
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○授業計画 |
1 | 非線形回路 |
2 | 非線形回路のダイナミクス |
3 | ニューロン回路の状態方程式 |
4 | ニューロン回路網の状態方程式 |
5 | ニューロン回路網の状態方程式 |
6 | ニューロン回路網の連想 |
7 | ニューロン回路網の連想 |
8 | ニューロン回路網の連想 |
9 | ニューロン回路網の学習 |
10 | ニューロン回路網の学習 |
11 | ニューロン回路網の学習 |
12 | ニューロンの電子回路 |
13 | 試験 |
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By:上智大学学事部学務課
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