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2005年度上智大学シラバス

◆国際文化協力研究　－　（後）

坪井　善明

○講義概要

　文化遺産を科学する講義である。２１世紀という時代の風は出自を再確認するアイデンティティの時代となる。文化遺産は民族の誇りと伝統の象徴である。その保存修復と維持はそこに住む人たちの手でなされることが必要である。文化遺産を説明できるのは現地に暮らす人々である。アジア各地における「知の経験」にもとづき、地元還元の具体的方法論を提示していく。

○評価方法

総合評価

○テキスト

石澤良昭編『文化遺産の保存と環境』朝倉書店

○参考書

田村仁・石澤良昭『アンコールの王道を行く』淡交社
石澤良昭『アンコールからのメッセージ』出川出版社

○他学部・他学科生の受講

否

○授業計画

1	初回講義時に説明する。