2005年度上智大学シラバス

◆談話研究 - (後)
清水 崇文
○講義概要
「談話研究」と一口に言っても、そのアプローチには言語学、哲学、社会学、文化人類学などと言った異なる学問分野に起源を持つ多様な方法がある。このコースでは、これら主要なアプローチの基本的概念や理論を概観し、各々のアプローチがどのように談話の研究に貢献できるのかを検討する。また、それらの思考法の要諦を学ぶことによって、ことばとコミュニケーションのあり様に対する基礎的な分析力を身につけることを目的とする。
○評価方法
初回の授業で指示する
○テキスト
Deborah Schiffrin『Approaches to Discourse』 Blackwell Publishers (1994)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1談話とは
2発話行為論
3発話行為論
4語用論
5語用論
6コミュニケーションの民族誌
7コミュニケーションの民族誌
8インターアクションの社会言語学
9インターアクションの社会言語学
10会話分析
11会話分析
12変異分析
13言語学的アプローチ(談話分析)
14まとめ
15レポート発表

  

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