2005年度上智大学シラバス

◆言語学特殊講義B(音韻論と言語障害) - (通)
都田 青子
○講義概要
言語障害データを扱う上では言語発達に関する基礎的な知識が必要不可欠である。「幼児期の言語が成人期の言語に発達していくのはどのような原理によるのだろうか」、というテーマについて最新の音韻論も含め、さまざまな観点から一緒に考えていきたいと思う。日本語と英語の音韻現象を中心に取り上げるが、必要に応じて他言語のデータ分析も行う予定である。詳細は受講者のバックグラウンドを考慮して決める。
○評価方法
出席状況(35%)、授業参画(35%)、レポート(30%)
○テキスト
『Grunwell,P.1982.Clinical phonology. Churchill Livingstone.
Ball,M.J.and R.D.Kent.1997. The new phonologies. Singular 他
(詳細については第1回目の授業時に指示する)』
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション
2音韻論とは?
3音韻獲得について(1)(講義)
4音韻獲得について(2)(文献講読)
5音韻獲得について(3)(文献講読)
6音韻獲得について(4)(文献講読)
7生成音韻論(1)(講義)
8生成音韻論(2)(文献講読)
9生成音韻論(3)(文献講読)
10生成音韻論(4)(文献講読)
11生成音韻論(5)(文献講読)
12生成音韻論(6)(データ分析)
13生成音韻論以降の非線状音韻論について(講義)
14予備日
15予備日
16自然音韻論(1)(講義)
17自然音韻論(2)(文献講読)
18自然音韻論(3)(文献講読)
19自然音韻論(4)(文献講読)
20自然音韻論(5)(データ分析)
21最適性音韻論(1)(講義)
22最適性音韻論(2)(文献講読)
23最適性音韻論(3)(文献講読)
24最適性音韻論(4)(文献講読)
25最適性音韻論(5)(文献講読)
26最適性音韻論(6)(文献講読)
27最適性音韻論(7)(データ分析)
28最適性音韻論(8)(データ分析)
29予備日
30予備日

  

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