2005年度上智大学シラバス

◆シュルレアリスム研究 - (通)
永井敦子
○講義概要
 シュルレアリスム運動がはじまった1910年代からのアンドレ・ブルトンの主要テキストを読解、概観し、他のモダニズム運動との関係他について考察します。次に、特に第二次世界大戦中から60年代にかけてのブルトン、バタイユ、レリス、サルトル、及びテル・ケル派の作家たちとの関係について考えます。そのために、特にそれぞれのマッソン論やジャコメッテイ論を比較検討します。
 受講生には自分の関心事項との関連から口頭発表をしてもらいます。
○評価方法
出席状況、授業参画、レポート、前期学期末試験(授業期間中)、後期学期末試験(授業期間中)
 上記「授業参画」には口頭発表や、課題発表についての評価を含みます。
○テキスト
『 適宜プリントを配布します。』
○参考書
『 授業時間内に紹介します。』
○必要な外国語
フランス語、英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1 主要テキストを読解しながら、それぞれの作家やテキストの各時代の思潮における位置づけを検討してゆきます。

  

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