2005年度上智大学シラバス

◆東洋史特講(朝鮮伝統社会と儒教倫理) - (後)
山内弘一
○講義概要
朝鮮王朝の政治、社会、思想について講義する。現在韓国で「伝統的」であると認識されている儒教倫理が、歴史的にどのような過程で定着したのかを考える。
今年度は哲学思想や倫理思想及び、これらにもとづく冠婚喪祭の儀礼に焦点をあわせて考えてみる。漢文資料を配布して、それを読みながら講義を進める。
○評価方法
レポート、後期学期末試験(授業期間中)(50%)、中間試験(50%)
・レポート(ブックレポート)を提出しない学生には単位を認定しない。
・参考文献は適宜指示する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1ガイダンス(韓国社会と儒教との関わり)
2朝鮮半島への儒教の伝来1
3朝鮮半島への儒教の伝来2
4高麗末期の朱子学の伝来
5士林派の登場と朱子学の普及1
6士林派の登場と朱子学の普及2
7士林派の登場と朱子学の普及3
8『朱子家礼』の定着1
9『朱子家礼』の定着2
10ソウルを中心とした地域の新しい学風1
11ソウルを中心とした地域の新しい学風2
12ソウルを中心とした地域の新しい学風3
13総括

  

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