2005年度上智大学シラバス
○講義概要 |
本年度「国際教育学講義」では、「国際教育学の構築(1)」というテーマを設け、国際教育学が教育学においてどのように位置づけられ、またどのような役割と課題をになっているのかを検討する。 具体的には、「国際教育学」の概論をまとめた国内外の先行研究をとりあげ、従来考えられてきた国際教育学の枠組みを整理したうえで、国際教育学が取り組むべき領域と課題、教育学の他分野との関連性、ならびに教育学以外の分野との関連性を検討する。科目名は「講義」となっているものの、授業担当者からの一方向的な講義ではなく、参加者全員での検討や討議を重視し、双方向の授業づくりを心がけたい。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(30%)、レポート(50%)
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○参考書 |
ケネス・ハウ著(大桃敏行・中村雅子・後藤武俊訳)『教育の平等と正義』東信堂、2004年
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○授業計画 |
1 | 4月15日 ガイダンス |
2 | 4月22日 日本における国際教育学の模索(1) |
3 | 5月6日 日本における国際教育学の模索(2) |
4 | 5月13日 日本における国際教育学の模索(3) |
5 | 5月20日 海外における国際教育学の模索(4) |
6 | 5月27日 海外における国際教育学の模索(5) |
7 | 6月3日 海外における国際教育学の模索(6) |
8 | 6月10日 教育学における国際教育学の位置づけ(1) |
9 | 6月17日 教育学における国際教育学の位置づけ(2) |
10 | 6月24日 教育学以外の分野と国際教育学(1) |
11 | 7月1日 教育学以外の分野と国際教育学(2) |
12 | 7月8日 教育学以外の分野と国際教育学(3) |
13 | 7月15日 国際教育学の領域と課題 |
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By:上智大学学事部学務課
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