2005年度上智大学シラバス

◆国際教育学講義 - (前)
杉村美紀
○講義概要
本年度「国際教育学講義」では、「国際教育学の構築(1)」というテーマを設け、国際教育学が教育学においてどのように位置づけられ、またどのような役割と課題をになっているのかを検討する。
具体的には、「国際教育学」の概論をまとめた国内外の先行研究をとりあげ、従来考えられてきた国際教育学の枠組みを整理したうえで、国際教育学が取り組むべき領域と課題、教育学の他分野との関連性、ならびに教育学以外の分野との関連性を検討する。科目名は「講義」となっているものの、授業担当者からの一方向的な講義ではなく、参加者全員での検討や討議を重視し、双方向の授業づくりを心がけたい。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(30%)、レポート(50%)
○テキスト
授業のなかで適宜指示する。
○参考書
ケネス・ハウ著(大桃敏行・中村雅子・後藤武俊訳)『教育の平等と正義』東信堂、2004年
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
14月15日
ガイダンス
24月22日
日本における国際教育学の模索(1)
35月6日
日本における国際教育学の模索(2)
45月13日
日本における国際教育学の模索(3)
55月20日
海外における国際教育学の模索(4)
65月27日
海外における国際教育学の模索(5)
76月3日
海外における国際教育学の模索(6)
86月10日
教育学における国際教育学の位置づけ(1)
96月17日
教育学における国際教育学の位置づけ(2)
106月24日
教育学以外の分野と国際教育学(1)
117月1日
教育学以外の分野と国際教育学(2)
127月8日
教育学以外の分野と国際教育学(3)
137月15日
国際教育学の領域と課題

  

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