2005年度上智大学シラバス
○講義概要 |
1970年代に始まった「バイオエシックス」は、生命科学の発展によりヒト・クローン、ES細胞、妊娠中絶と胎児等ヒトと人間の境界線が揺らぐ中で、それらヒトの事実が重要な検討課題となっている。そこで本講義では、それらいのちの境を議論すると共に倫理学の中心課題である“人格”に関する考察を行う。また、関連分野の人類学と経済学からのアプローチ、特に人類の起源と誕生、および人口論による知見の深化も試みる。
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○評価方法 |
リアクションペーパー(20%)、レポート(80%)
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○テキスト |
村松聡『ヒトはいつ人になるのか--生命倫理から人格へ』 日本評論社
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○授業計画 |
1 | イントロダクション、ヒトの生物学的(系統的)位置(乗越) |
2 | ヒトの進化、人間の特徴(乗越) |
3 | ヒトの行動的特徴(乗越) |
4 | 村松聡 (1)〜(6) |
5 | 鬼頭宏 (1)〜(3) |
6 | 総合討論他 |
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By:上智大学学事部学務課
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