2005年度上智大学シラバス

◆ゆるしと叙階の秘跡 - (後)
山岡三治
○講義概要
ローマ・カトリック教会のゆるしの秘跡は長い歴史を経て現在の形となっている。それは単なる教会のなかの儀式ではなく、人類の罪とゆるしの考察と、真の平和を形成してゆくためのヒントをも提供してくれる。司祭・司教の叙階は教会や人類に生涯をかけて奉仕する者がどういうイメージで養成され派遣されていくべきかを考えさせる。
○評価方法
出席状況(25%)、授業参画(25%)、リアクションペーパー(25%)、レポート(25%)
○テキスト
カトリック中央協議会『ゆるしの秘跡』 カトリック中央協議会
○参考書
幸田和生『ゆるしの力』女子パウロ会
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://pweb.sophia.ac.jp/~s-yamaok
○授業計画
1導入 司祭職とゆるしの秘跡
2ゆるすということの人間学的意味
3ゆるすということの心理学的意味
4ゆるしを乞うヨハネ・ポウロ2世
5ゆるしの秘跡の儀式の諸問題1
6ゆるしの秘跡の儀式の諸問題2
7ゆるしの秘跡の儀式の諸問題3
8教会に奉仕するとは
9司祭職になげかけられた諸問題(独身制)
10司祭職になげかけられた諸問題(男性主義)
11司祭職になげかけられた諸問題(共同体)
12助祭職のイメージの開拓(在俗者の専門的・聖的貢献)
13結び

  

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