2005年度上智大学シラバス
○講義概要 |
ローマ・カトリック教会のゆるしの秘跡は長い歴史を経て現在の形となっている。それは単なる教会のなかの儀式ではなく、人類の罪とゆるしの考察と、真の平和を形成してゆくためのヒントをも提供してくれる。司祭・司教の叙階は教会や人類に生涯をかけて奉仕する者がどういうイメージで養成され派遣されていくべきかを考えさせる。
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○評価方法 |
出席状況(25%)、授業参画(25%)、リアクションペーパー(25%)、レポート(25%)
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○テキスト |
カトリック中央協議会『ゆるしの秘跡』 カトリック中央協議会
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○授業計画 |
1 | 導入 司祭職とゆるしの秘跡 |
2 | ゆるすということの人間学的意味 |
3 | ゆるすということの心理学的意味 |
4 | ゆるしを乞うヨハネ・ポウロ2世 |
5 | ゆるしの秘跡の儀式の諸問題1 |
6 | ゆるしの秘跡の儀式の諸問題2 |
7 | ゆるしの秘跡の儀式の諸問題3 |
8 | 教会に奉仕するとは |
9 | 司祭職になげかけられた諸問題(独身制) |
10 | 司祭職になげかけられた諸問題(男性主義) |
11 | 司祭職になげかけられた諸問題(共同体) |
12 | 助祭職のイメージの開拓(在俗者の専門的・聖的貢献) |
13 | 結び |
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Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
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