2006年度上智大学シラバス

2006/02/21更新
◆有機化学ⅡA - (前)
横山 保夫
○講義概要
化学反応を理解するには、各分子間、および分子内の電子の流れを考える必要があるといわれているが、中には見かけ上例外といえる反応も多く存在する。本講義ではその代表的な例である、協奏的反応をを取り上げ、それを効率よく理解するための法則である、ウッドワードホフマン則を紹介する。本講義は全く数式等を使わず、目で見てわかる事を主眼として上記法則を解説する。
○評価方法
出席状況(55%)、授業参画(15%)、前期学期末試験(授業期間中)(30%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1本講義では、全受講者が完全に理解できるように授業を進める予定であり、受講者の習熟度によって、講義進度は大きく変化する。現在以下のことについて解説を行う予定である。
1)ウッドワードホフマン則とは
2)閉環反応
3)開環反応
4)シグマトロピー反応
5)4+2環化付加反応

  

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