2006/01/04更新
| ○講義概要 |
物質の形を理解するには,化学結合に関する基礎知識が不可欠である。本講義では,理工系学生に必要な原子の構成と化学結合に関する基礎学習を目的とする。原子の構成,量子化の概念と量子数,原子の電子配置と周期律,分子軌道と化学結合,分子の形と混成軌道について解説する。テキストの第1章から第3章までを学習するが,小テストは予告なしに実施するので,講義内容を復習し,配布するプリントやテキストの設問等を毎回勉強しておくこと。
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| ○評価方法 |
出席状況(20%)、レポート(10%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(60%)、小テスト等(10%)
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| ○テキスト |
柴田繁雄『物理化学の基礎』 共立出版・2001
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| ○授業計画 |
| 1 | 古典物理学 |
| 2 | 原子の構造 |
| 3 | ボーア理論と量子論 |
| 4 | 光の粒子性と電子の波動性 |
| 5 | シュレディンガーの波動方程式 |
| 6 | 井戸型ポテンシャル |
| 7 | 水素原子の波動関数 |
| 8 | 原子軌道の形 |
| 9 | 多電子原子の電子配置 |
| 10 | 周期表と電子配置 |
| 11 | 原子価結合法と分子軌道法 |
| 12 | 分子と化学結合I |
| 13 | 分子と化学結合II, まとめ |
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