2006/02/24更新
| ○講義概要 |
情報をディジタル化し,ネットワークを用いて転送,さらに再生する場合に生じる誤りをどのようにすれば訂正する事ができるのか。そのために考えられた誤り訂正符号についてまず解説する。次にネットワークの巨大化に伴いますます重要となっているセキュリティ面からの要請で発展をしている現代暗号論について,その概説を行う。
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| ○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(10%)、レポート(40%)、前期学期末試験(授業期間中)(40%)
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| ○テキスト |
テキストは使わない。参考書を随時紹介し必要な資料、問題は講義の中で配布する。
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| ○参考書 |
藤原良、神保雅一『符号と暗号の数理』共立・1993 Raymond Hill "A First Course in Coding Theory" Clarendon Press・Oxford, 1986 Dominic Welsh "Codes and Cryptography" Clarendon Press・Oxford, 1988
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| ○授業計画 |
| 1 | 符号と暗号、入門 |
| 2 | 符号理論の基礎 |
| 3 | 有限体 |
| 4 | 線型符号(1) |
| 5 | 線型符号(2)I |
| 6 | 線型符号(3) |
| 7 | 巡回符号 |
| 8 | ゴーレイ符号 |
| 9 | 重み数え上げ多項式 |
| 10 | 暗号の基礎理論 |
| 11 | 公開鍵暗号系 |
| 12 | RSA暗号と素因数分解 |
| 13 | 離散対数 |
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By:上智大学 学事センター
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