2006年度上智大学シラバス

2006/03/01更新
◆幾何学 Ⅳ-B - (後)
辻 元
○科目サブタイトル
ケーラー多様体の幾何学
○講義概要
コンパクトケーラー多様体に関する幾何学を基礎から解説する。
ホッジ恒等式、Bochner-Kodaira公式、小平の消滅定理
などを紹介した後、最近の発展について解説する。
○評価方法
出席状況(20%)、レポート(80%)
○テキスト
特に定めない。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1複素多様体
2複素多様体の例
3複素解析的直線束、層のコホモロジー
4エルミート計量、エルミート接続
5ケーラー多様体、ケーラー恒等式
6Bochner-小平公式、小平消滅定理
7随伴直線束、デルタ種数
8標準偏極多様体
9小林双曲性
10シュワルツ補題、Chern-Luの公式
11Hodge束とホッジ構造の変形
12モジュライ空間の双曲性1
13モジュライ空間の双曲性2
14まとめ

  

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