2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆線型代数学 I - (通)
筱田 健一
○講義概要
現代数学の基礎の一つとなっている線型代数学について、行列、行列式、線型写像、固有値、正規行列の順に講義をしていく。テキストは使わず、初回の講義でいくつかの参考書を紹介する。
○評価方法
出席状況(10%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(30%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(60%)
○参考書
佐武一郎『線型代数学』裳華房・1974
斉藤正彦『線型代数入門』東大出版会・1966
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1序(講義全体の説明、内容、記号、予備知識、参考書など)
2第1章 行列 1.1 複素数
31.2 行列の定義と演算
41.3 基本行列、行列の階数(1)
5   基本行列、行列の階数(2)
61.4 連立一次方程式
7第2章 行列式 2.1 幾何ベクトル、外積
82.2 平行六面体の体積
92.3 対称群
102.4 行列式(1)
11   行列式(2)
122.5 行列式の展開
132.6 行列式の応用
14第3章 ベクトル空間 3.1 ベクトル空間、部分空間
153.2 一次独立、基底(1)
16   一次独立、基底(2)
173.3 部分空間の次元
183.4 線型写像
193.5 線型写像の行列表示(1)
20   線型写像の行列表示(2)
213.6 計量ベクトル空間
22第4章 行列の標準化 4.1 固有値と固有ベクトル
234.2 行列の対角化(1)
24   行列の対角化(2)
254.3 正規行列 (1)
26   正規行列 (2)

  

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