2006/02/25更新
○講義概要 |
従来、考古学的成果を踏まえた歴史事象と、民俗学の手法を用いた口頭伝承採集と分析は、同じ次元で扱うことができない性質の資料であるとされてきた。しかし「文化遺産」を対象とした場合、これらは現代社会における意義や機能を解明するという目的にのっとり、調査研究の両輪として有効である。アジア民俗研究1では、カンボジアを事例として、この口頭伝承採集と分析の過程と考察を検討していく。伝承の構造を理解する類例として、世界の伝承に対しても広い関心をもつことが望まれる。
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○評価方法 |
リアクションペーパー(30%)、レポート(30%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(40%)
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○テキスト |
資料を適宜配布する。 高橋宏明『カンボジアの民話世界』 めこん・2003 坪井善明編『アンコール遺跡と社会文化発展』 連合出版・2001
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○授業計画 |
1 | オリエンテーション。講義スケジュール詳細は初回に配布します。 |
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