2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆アジア海域世界研究1 - (前)
川島 緑
○講義概要
東南アジアは大陸の世界と島の世界に分けられる。島の世界(島嶼部)は,近代国家によって分断される以前,海でつながり,社会的,文化的に共通性を持つ一つの地域を形成していた。授業では,東南アジアの島の世界の東部、特にミンダナオ島,スールー諸島,ボルネオ島,スラウェシ島を中心とし,国民国家成立以前のこの地域の歴史を学ぶ。後期の「海域世界研究2」とセットで受講することが望ましい。
○評価方法
出席状況(40%)、授業参画(10%)、レポート(50%)
出席,レポートによって評価する。
○テキスト
『授業時に紹介する。』
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1授業の紹介
2東南アジア海域社会とはどんなところか
3前植民地期の東南アジア海域社会(1)
4前植民地期の東南アジア海域社会(2)
5前植民地期の東南アジア海域社会(3)
6日本と東南アジア海域社会との交流
7東南アジア海域社会の植民地化(1)
8東南アジア海域社会の植民地化(2)
9近代東南アジア海域社会の変容(1)
10近代東南アジア海域社会の変容(2)
11近代東南アジア海域社会の変容(3)
12予備
13総括

  

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