2006年度上智大学シラバス

2006/01/25更新
◆読解D-1 - (前)
髙橋 由美子
○講義概要
この授業では,まず第一に「現在のドイツ」に焦点を当て,様々な難易度の比較的短いテキストを数多く読むことで,多面的な角度から「今日のドイツ像」を捉えてみたい。取り扱うテーマは,「政治」,「ユダヤ人問題」,「首都ベルリン」そして「芸能・娯楽」の4分野である。テキストのPrismenは前期のはじめに購買部で購入できる。コピーも可。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(10%)、前期学期末試験(授業期間中)(80%)
最後の時間にテストを行う。
○テキスト
東京大学教養学部ドイツ語部会編『Prismen』 東京大学出版会
○必要な外国語
ドイツ語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクションならびに次のテキストを読み始める。
ヨハネス・ラウ「コンラート・アデナウアー生誕125年記念演説」
2上記テキストを読み終えたら、次のテキストを読み始める。
ローマン・ヘルツォーク「ワルシャワ蜂起50周年記念追悼演説」
3上記テキストを読み終えたら、今後の計画を練り直す。
4次のテキストを読む。
ユルゲン・ハーバーマス「なぜヨーロッパには憲法が必要なのか」
5次のテキストを読む。
マルセル・ライヒ・ラニツキ「逆さの王冠:ドイツ文学におけるユダヤ人たち」
6次のテキストを読む。
アーダルベルト・リュッケルル(編)「絶滅収容所ベウゼツ」
7次のテキストを読む。
W.ミヒァエル・ブルーメンタール「ベルリン・ユダヤ博物館開所式の挨拶」
8次のインターネットからのテキストを読む。
「新しいベルリン:メトロポリスの実現」
9次のテキストを読む。
ゲルダ・ランゴッシュ「1961年8月13日の思い出」
10次のテキストを読む。
ミヒァエル・ビーネルト「20年代との決別:どうしてベルリンはいつも歴史的な思い出を自慢するのか」
11『ラン・ローラ・ラン』のビデオを見る。
12次のテキスト」を読む。
ガブリエーレ・シュトゥンプ「ラン・ローラ・ラン:映画の可能性についての映画」
13試験

  

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