2006年度上智大学シラバス

2006/03/17更新
◆マーケティング・コミュニケーション論 - (後)
冨狭 泰
○講義概要
■講義では以下の諸点について触れる予定
1.コミュニケーション戦略立案の考え方と方法
①古典的なコミュニケーション・ミックスの考え方と戦略立案方法
②90年代から提唱されてきた「統合的マーケティング・コミュニケーション」(IMC)および「コンタクトポイント・マネジメント」の考え方と戦略立案方法
③インタラクティブ・メディアの急速な浸透により変化しつつあるコミュニケーションの考え方と戦略立案方法
2.マーケティング・コミュニケーションの効果把握
3.ブランド戦略とマーケティング・コミュニケーション

■講義の目標
半年間の聴講後に、自力で関連専門書、実務書を読みこなせるところまで到達すること。
○評価方法
出席状況(20%)、レポート(20%)、後期学期末試験(授業期間中)(60%)
①中間レポートを2回提出してもらう予定。
②期末試験はレポート提出で替える。
③中間レポート(2回)並びに期末レポートの課題提示と提出の日程は、第1回目、第2回目の講義開始時に告知の予定。
○テキスト
テキストは特に定めない。
○参考書
下記のものを含め、講義中に主な参考書に言及の予定。
岸志津江、田中洋、嶋村和恵『現代広告論』有斐閣、2004年
スコット・M・デイヴィス、マイケル・ダン『ブランド価値を高めるコンタクトポイント戦略』ダイヤモンド社、2004年
古川一郎、守口剛、阿部誠『マーケティング・サイエンス入門』有斐閣、2003年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1マーケティング・コミュニケーションの目的と方法
2統合的マーケティングコミュニケーション(IMC)とコンタクトポイント・マネジメント
3マーケティング・コミュニケーションの戦略立案:消費者の購買行動
4マーケティング・コミュニケーションの戦略立案:ターゲティングとポジショニング
5マーケティング・コミュニケーション各論(1-1) 広告:メディアプランニング
6マーケティング・コミュニケーション各論(1-2) 広告:広告表現
7マーケティング・コミュニケーション各論(1-3) 広告:広告効果
8マーケティング・コミュニケーション各論(2) PR
9マーケティング・コミュニケーション各論(3) 店頭プロモーション
10マーケティング・コミュニケーション各論(4) インタラクティブ・メディア
11マーケティング・コミュニケーション各論(5) コンタクトポイント・マネジメント
12マーケティング・コミュニケーション各論(6) ブランドと販売促進
13マーケティング・コミュニケーション 課題と展望

  

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