2006/02/27更新
○講義概要 |
前期の「戦略的行動の経済分析I」に引き続き、ゲーム理論の基礎的な体系について講義する。社会問題をより上手く分析することを目的としているので、前期の内容よりも複雑な内容となる。 履修にあたっては、前期の「戦略的行動の経済分析I」の単位を取得する必要はないが、聴講していないと本講義についていけないと思われる。
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○評価方法 |
授業参画(10%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(90%)
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○テキスト |
梶井厚志・松井彰彦『ミクロ経済学:戦略的アプローチ』 日本評論社,2000年
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○授業計画 |
1 | 完全均衡 Ⅰ(チェーンストアパラドックスと部分ゲーム完全均衡) |
2 | 完全均衡 Ⅱ(逐次均衡) |
3 | 情報不完備ゲーム I(例題と解概念) |
4 | 情報不完備ゲーム Ⅱ(ベイジアンゲームと情報構造) |
5 | 情報不完備ゲーム Ⅲ(応用例Ⅰ:非分割財の売買・中古車市場の逆選択) |
6 | 情報不完備ゲーム Ⅳ(応用例Ⅱ:シグナリング・規制当局の行動) |
7 | 最適契約の設計 Ⅰ(分析手法の説明) |
8 | 最適契約の設計 Ⅰ(問題演習) |
9 | 交渉ゲーム |
10 | 繰り返しゲーム Ⅰ(ゲームの例と概念の説明) |
11 | 繰り返しゲーム Ⅱ(フォーク定理) |
12 | 繰り返しゲームの経済学への応用 Ⅰ |
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