2006年度上智大学シラバス

2006/02/25更新
◆金融論 - (後)
石川 英樹
○講義概要
現在の日本の金融市場は転換期にある。銀行は不良債権問題から脱し経営効率の向上を図る一方、資本市場の拡大などにより企業金融の構造は大きく転換してきている。また、デフレからの脱却が近づくなか、金融政策の転換にも注目が集まっている。この講義では金融のメカニズムを基礎から学び、求められる政策的対応についても考えてみたい。
○評価方法
後期学期末試験(定期試験期間中)(35%)、中間試験(35%)、小テスト等(30%)
○テキスト
岩田規久男『『金融』』 東洋経済新報社
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1貨幣とその貸借
2日本の金融制度と金融構造(1)
3日本の金融制度と金融構造(2)
4資金の循環と金融市場(1)
5金融仲介と企業金融(2)
6金融仲介と企業金融(3)
7金融仲介と企業金融(4)
8貨幣の供給(1)
9貨幣の供給(2)
10貨幣の供給(3)
11金融規制と金融システムの安定性・効率性(1)
12金融規制と金融システムの安定性・効率性(2)
13金融規制と金融システムの安定性・効率性(3)
14利子率と資産価格の決定(1)
15利子率と資産価格の決定(2)
16利子率と資産価格の決定(3)
17不確実性下の企業投資と企業金融(1)
18不確実性下の企業投資と企業金融(2)
19不確実性下の企業投資と企業金融(3)
20デリバティブの仕組みとリスクの移転(1)
21デリバティブの仕組みとリスクの移転(2)
22デリバティブの仕組みとリスクの移転(3)
23情報の非対称性と金融政策(1)
24情報の非対称性と金融政策(2)
25情報の非対称性と金融政策(3)
26まとめ~さらに金融論を学ぶために

  

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