2006/02/24更新
○講義概要 |
不法行為法(公害環境問題のほか、医療過誤、名誉毀損など)を中心に、債権法の他の分野、親族相続法などをも対象とし、現代的な問題や重要な論点に関する最近の判決(下級審を含む)を選んで検討する(近年のゼミでは、例えば、国立景観事件、ガン告知事件、2ちゃんねる動物病院名誉毀損事件、UFJ銀行合併交渉差止事件、人工授精死後認知事件などを扱った)。参加者の希望も考慮するので、興味を引いた最近の判決のコピーをゼミの初回に持参してほしい。講義や教科書だけでは味わえないもう一歩踏みこんだ民法の議論の面白さを体験してもらいたい。参加者は、ゼミ開始時に、民法総則・債権法総論・債権法各論を履修済みであることが望ましい。
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○評価方法 |
出席状況、授業中の発言、担当した報告の内容などの要素を総合的に評価した平常点による。
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○授業計画 |
1 | 参加者と相談しながらテーマとスケジュールを決める。報告を割り当てる判決については、担当者の希望も考慮するので、初回に関心のある判決のコピーを各自持参すること。 |
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By:上智大学 学事センター
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