2006年度上智大学シラバス

2006/03/12更新
◆手形・小切手法 - (後)
野田 耕志
○講義概要
金融商事実務において決済および信用供与のために重要とされる約束手形を中心に、手形法・小切手法について解説する。手形法・小切手法を容易に理解できるように、概論→各論(具体的解説)→総論(抽象的解説)の順番で講義する予定である。また、金融商事実務におけるその他の決済手段についても解説する予定である。
○評価方法
後期学期末試験(定期試験期間中)(100%)
○テキスト
関俊彦『金融手形小切手法〔新版〕』 商事法務、2003年
○参考書
参考書については追って指示する。
○必要な外国語
なし
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1【手形法概論】
 手形法とは・金融商事実務における手形(2週)
2【約束手形法】
 振出・裏書(3週)
 善意取得・手形抗弁・手形保証(2週)
 支払・遡及・権利消滅(2週)
3【為替手形法・小切手法】
 為替手形・小切手(1週)
4【手形行為論】
 手形行為と手形学説(1週)
 手形行為の成立要件(2週)

  

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