2006年度上智大学シラバス

2006/08/14更新
◆福祉政策運営管理特殊講義Ⅲ(サービス利用者行動論) - (後)
島津 望
○科目サブタイトル
消費者の行動理論と医療・福祉の利用者行動
○講義概要
 どのような福祉サービスを利用するのかということについて、利用者が自主的に福祉サービスを選択できる時代へと変化している。
 この授業では、福祉の利用者がどのようにして、サービスを選択するのかということ考える。前半では、一般的な製品に関する消費者行動の理論を紹介し、後半では、医療や福祉の消費者(すなわち患者や利用者)行動の特性を考える。
 ディスカッションしながら授業を進めるので、消費者としての自分の行動、また、医療や福祉の利用者の行動について、日頃から考えてほしい。
○評価方法
授業参画(40%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(60%)
○参考書
平久保仲人『消費者行動論』ダイヤモンド社,2005
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1利用者行動論の必要性
2欲求の喚起
3情報の収集
4情報の評価
5購買の決定
6購買後の評価
7中間のまとめ
8サービスの特性とケア・サービス1(サービスと物的製品の違いは何か)
9サービスの特性とケア・サービス2(サービス一般とケア・サービスの違いは何か)
10サービスの特性とケア・サービス3(ケア・サービスに対する期待)
11サービスの特性とケア・サービス4(ケア・サービスとネットワーキング)
12サービスの特性とケア・サービス5(サービスの質の評価)
13まとめ

  

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