2006年度上智大学シラバス

2006/01/06更新
◆文献演習Ⅷa - (前)
兼子 正勝
○講義概要
アルチュール・ランボーのテキストを講読します。
ランボーは19世紀後半、人間と言葉の関係から、産業システム・メディアシステムにいたるまでが大きな変容を遂げた時代にあって、その変容の最先端を駆け抜けた詩人です。そのテキストを読むことは、たんに「詩」を読むだけではなく、「時代」を読み、「人間」概念を考察し、「言語」と「表現」のあり方を問い直すことにつながります。多少複雑な問題を扱うことになると思いますが、熱意あるみなさんの受講を期待します。
「文献演習VIIIb」とともに前期・後期で継続した主題を扱いますが、前期は主として「詩のテキストを読むスキル」を身につけることを念頭に置いて、詩法の概論、同時代の韻文詩との比較などもおこないます。後期は「ランボーという表現者」を理解することを目的とし、現代の表現の問題に結びつけたいと思います。
○評価方法
授業参画(20%)、リアクションペーパー(20%)、レポート(60%)
○テキスト
Arthur Rimbaud "Poésies, coll."Folio"" Gallimard
○参考書
授業時に指示
○必要な外国語
フランス語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1ガイダンス
2ランボー概論
3フランス詩概論1
4フランス詩概論2
5韻文詩1
6韻文詩2
7韻文詩3
8韻文詩4
9韻文詩5
10散文詩1
11散文詩2
12散文詩3
13散文詩4
14まとめ
15予備日

  

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