2006年度上智大学シラバス

2006/02/16更新
◆古典文学基礎Ⅱ - (後)
瀬間 正之
○講義概要
影印本『万葉用字格』を読み進める。この本は、文化十四(1817)年に刊行された、万葉集に用いられる漢字を五十音順に用法別に分類し、用例を列挙した万葉集の用字法研究の書である。万葉仮名解読の導入書としても最適であり、当時の万葉集用字研究の水準を確認することもできる。冒頭の狩谷望之の推薦文から、担当を決めて読み進めていく。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(15%)、リアクションペーパー(15%)、小テスト等(60%)
○テキスト
春登上人『万葉用字格』 和泉書院,一九八四年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1分担を決め、順次『万葉用字格』を輪読、解説していく。

  

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