2006年度上智大学シラバス

2006/01/27更新
◆キリスト教史Ⅳ - (後)
三好 千春
○講義概要
16世紀の大航海時代における教会の世界宣教の問題から、21世紀の現代におけるキリスト教までを扱う。キリスト教が異文化、他宗教に対してどのように反応してきたか、また近代化に対してどのように対応しようとしてきたのかを中心に考察していきたい。キリスト教の歴史を知ることで、現在を理解し、未来を考えることができればと願っている。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(10%)、レポート(70%)
○テキスト
参考文献を随時、講義中に紹介する予定である。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクション:「宣教」の誕生
2世界宣教の諸問題(1)ラテン・アメリカ
3世界宣教の諸問題(2)アジア
4ヨーロッパキリスト教の諸問題(1)啓蒙思想
5ヨーロッパキリスト教の諸問題(2)世俗化
6ヨーロッパキリスト教の諸問題(3)労働者問題
7近代宣教の諸問題(1)
8近代宣教の諸問題(2)
9キリスト教と国家(1)
10キリスト教と国家(2)
11第二ヴァチカン公会議
12解放の神学
13アジアとキリスト教

  

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