2006年度上智大学シラバス

2006/02/22更新
◆地誌学 - (前)
伊藤 徹哉
○科目サブタイトル
ヨーロッパ地誌
○講義概要
「ヨーロッパ」は近・現代の長期にわたり世界規模において社会・文化・経済的に重要な位置を占めてきた。しかし,「ヨーロッパ」は強固な空間的・社会的実在として継続したわけではなく,長い年月をかけて形成された文化的・社会的統一体といえる。本講義では,ヨーロッパにみられる多様性と統一性を自然環境や社会・経済特性に基づいて明らかにする。
○評価方法
出席状況(30%)、前期学期末試験(授業期間中)(70%)
不定期に出席確認をかねてリアクションペーパーを求める(回数4~5回)。
○テキスト
講義では特定の教科書は用いないが,理解を助けるために毎回地図帳(中学・高校で利用したものでよい)を持参することが望ましい。
○参考書
適宜紹介する。
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://members.aol.com/Itogeo/Lecture.html
○授業計画
1ガイダンス:地理学の見方
2『ヨーロッパ』の成立
3ヨーロッパの自然環境
4環境破壊と保全
5言語・民族・宗教
6EU以前の国民国家と産業立地1
7EU以前の国民国家と産業立地2
8EUの成立-中心と周辺
9EUにおける社会・経済構造1
10EUにおける社会・経済構造2
11ドイツの都市と社会
12ドイツにおける都市内部構造
13試験

  

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