2006/01/07更新
○講義概要 |
教員免許状とは何か。教職課程で何を学ぶか。教員の採用はどのように行われるか。教員に求められる資質とは。 教育の思想の歴史と日本の学校教育の経緯をたどることによって、学校教育のあり方を考察する。それとともに、現在の学校現場の問題点を具体的にとりあげることによって、教育とは何か、学校は何をするところか、教師の役割とは何かを問いかけていきたい。 生徒たちが喜びと感動のうちに成長していく学校、教師が情熱をもって取り組むことのできる教育はどのようにしたら可能なのだろうか。 「教育」を生涯にわたっての「学び」として考えていきたい。
|
○評価方法 |
出席状況、授業参画、リアクションペーパー、レポート レポート評価を基本とし、他の評価要素を加味する。
|
○参考書 |
村井実『『人間のための教育_閉鎖性から開放性へ』』東洋館出版社、1997年 村井実『『教育の思想(上)(下)』』東洋館出版社、1993年 佐々木慶照『『「学校」は「教育」によってつくられていく』』サンパウロ、2004年
|
○授業計画 |
1 | 教員免許状と教職課程の説明。何をどう学ぶか。 教員採用について。 |
2 | いま、学校は。いま、教育は。 問題はどこにあるか。 |
3 | 教育の思想の歴史を通して、教育とは何かを考える。 _教育の発生、古代 |
4 | 〃 _中世 |
5 | 〃 _近代 |
6 | 日本の学校教育の経緯を通して、学校とは何かを考える。 _明治 |
7 | 〃 _戦前 |
8 | 〃 _戦後 |
9 | 教職の領域_学習指導を中心に |
10 | 〃 _生徒指導を中心に |
11 | 〃 _学校の組織と運営を中心に |
12 | 生涯学習社会における学校教育 |
13 | 望まれる教師像 |
|
Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター
|