2006年度上智大学シラバス

2006/02/26更新
◆アラビア語初級読本1 - (前)
赤堀 雅幸
○講義概要
8世紀以来アラブ世界全域の共通語である文語(フスハー)について、初学者が基礎的な文法を理解し、語彙をふやして、平易な文章を読みこなせるようにする。読本に先立ち、総合的な文法の習得をまず優先し、アラビア語習得の最初のハードルである文字に慣れ、基本となる無動詞文に習熟することを目指す。授業に出席するだけではなく、相当の自習が必要である。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(20%)、小テスト等(50%)
毎週課する自宅での課題の提出率と正解率を評価の対象とする。
○テキスト
佐々木淑子『アラビア語入門』 翔文社、2005年
○参考書
より詳細な初級文法書、辞書、動詞活用表を挙げるが、初級の段階では必ずしも必要不可欠ではない。
P. F. Abboud and E. N. McCarus (eds.), "Elementary Modern Standard Arabic," 2 vols, Cambridge University Press, 1983
Hans Wehr, "A Dictionary of Modern Written Arabic (Arabic–English)," Spoken Language Services, 1994
R. P. Scheindlin, "201 Arabic Verbs: Fully Conjugated in All the Forms," Barrons Educational Series, 1978
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://pweb.sophia.ac.jp/~m-akahor/
○授業計画
1講義のねらいと進め方、参考書の紹介
2アラビア語の成立した歴史とその言語学的特性、文字の学習1
3文字の学習2
4文字の学習3
5第1課
6第2課
7第3課
8第4課
9第5課
10第6課
11第7課
12第8課
13第9課

  

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