2006年度上智大学シラバス

2006/02/23更新
◆アラビア語初級文法1 - (前)
森山 央朗
○講義概要
アラビア語はアラブ諸国の公用語である。また、『コーラン』の言語として、全世界のイスラーム教徒の社会・文化に大きな影響を与えてきた。この講義は、アラビア語の基本的な文法の習得を目的とする。講義では、テキストにしたがって文法事項を解説し、課題と小テストによって、既習事項の定着を図る。簡単な会話表現についても、適宜解説する。アラビア語文法は複雑・精緻であり、日本語や英語とは大幅に異なる。そのため、習得には相当の努力が要求される。なお、本講義は、後期の「アラビア語初級文法2」とあわせて、通年のスケジュールで進行する。また、「アラビア語初級読本」と同時に履修すると、より効果的である。
○評価方法
出席状況(40%)、授業参画(10%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(40%)、小テスト等(10%)
○テキスト
佐々木淑子『アラビア語入門(新版)』 翔文社、2005年
○参考書
下記以外の参考書については、講義中に指示する。
また、下記の参考書についても、あらかじめ購入の必要はない。
本田孝一、石黒忠昭『パスポート初級アラビア語辞典』白水社、2004年
黒柳恒男・飯森嘉助『現代アラビア語入門』大学書林,1999年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクション。文字と発音。
2名詞と冠詞。基本構文。
3名詞の性、格、数。
4人称代名詞。前置詞。
5指示代名詞・指示形容詞・疑問詞。形容詞。
6規則動詞完了形。
7規則動詞未完了形。
8受動態。分詞・動名詞・場所名詞・道具名詞。
9進度調整。
10特殊な動詞。
11不規則動詞。
12関係代名詞。
13動詞の派生形。

  

Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター