2006年度上智大学シラバス

2006/02/21更新
◆フィリピン語中級1 - (前)
田中 和彦
○講義概要
「美しく楽しいフィリピン」。その楽しさを心底味わうためには言葉の力が大きい。この授業は、そうした楽しさを体感するための基本的な力をつけることを目的とする。
 そのため、より実践的な会話力の向上を重視した授業を行う。特に、言葉が使用される実際の場面、状況を重視し、フィリピン語特有の言い回しや表現、ひいてはフィリピン人らしい物の考え方を学ぶ。毎回の授業では、ビデオなどの視聴覚教材を多用する。また、授業の中では、マニラだけでないフィリピンの地方にも目を向け、ルソン島北部などの風景や産物に写真や実物を通して実際に触れる機会を持ち、フィリピンの多様性を理解する手助けとする。
○評価方法
出席状況(50%)、授業参画(20%)、レポート(20%)、小テスト等(10%)
○テキスト
上智大学フィリピン語視聴覚教材作成プロジェクト『『Usapang Pinoy-街なかフィリピン会話ー』』 2004
Christian Language Study Center, Inc.『Tagalog for Missionaries-Phase II:Enrichment』 Christian Language Study Center, Inc., 1976
○参考書
大上正直『『フィリピノ語文法入門』』白水社 1994
大上正直『『フィリピン語会話「決まり文句」600』』白水社 1999
田中和彦(編集)『『写真で見るフィリピンー上智大学フィリピン語教材ー』』自主製作 2004
○必要な外国語
フィリピン語の初歩
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1ガイダンス、紹介の表現(自己紹介、家族の紹介)
2レストランでの会話I
3食事に誘う時の会話I
4買い物をするー雑貨屋での会話I
5ルソン島北部への旅と会話
6ルソン島北部への旅と会話
7電話での会話
8映画に誘う時の会話
9お祝いに参加するーお祝いでの会話
10結婚式に参加する
11贈り物をする時の会話
12物を借りる時の会話
13まとめと復習

  

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