2006年度上智大学シラバス

2006/02/20更新
◆東洋の自然観 - (後)
髙山 貞美
○講義概要
いにしえより,東洋では人は自然をどうとらえ,自然とのかかわりをいかに表現したのであろうか。自然との共生が真に問われる現代,本講では東洋の歴史に脈打つ宗教思想とその自然観について学ぶ。具体的にはインド・中国思想,神道,修験道の自然観を探り,千利休,芭蕉,良寛,宮沢賢治の世界を旅する。
○評価方法
受講態度,出席状況(リアクションペーパー),小テスト,レポート提出により総合的に評価する。
○テキスト
プリントを適宜用意する。
○参考書
授業時に適宜紹介する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1日本における自然観の流れ
2禅と日本庭園
3インド思想における自然観
4中国思想における自然観(1)儒教
5中国思想における自然観(2)老荘思想
6神道における自然と人間
7修験道
8千利休
9松尾芭蕉
10良寛
11宮沢賢治
12現代人と自然-まとめ

  

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