2006年度上智大学シラバス

2006/04/12更新
◆経済法Ⅱ - (後)
江口公典
○講義概要
〔講義等の内容〕
経済法について基本的知識を有する受講生を対象に、経済法上の主要問題に関するさらに広範で精緻な知見を獲得することを目的とする。主として独占禁止法の解釈論の基本的理解を踏まえて、第1に、応用的事例(審決・判例等)に即した検討を行うと同時に、第2に、経済法における応用的分野(産業規制法、消費者法等)の主要な問題を取り上げることとし、経済法分野の法曹として十分な問題解決能力に到達することを目標とする。
○評価方法
〔成績評価方法〕
論述式の筆記試験による。
○テキスト
〔テキスト〕
独禁法審決・判例百選(第6版)(有斐閣)。このほか判決文・審決文等を配布する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
11. 独占禁止法の目的に関する応用的事例
22.私的独占・カルテルの禁止に関する応用的事例(1)
33. 私的独占・カルテルの禁止に関する応用的事例(2)
44. 不公正な取引方法の禁止に関する応用的事例(1)
55. 不公正な取引方法の禁止に関する応用的事例(2)
66.不公正な取引方法の禁止に関する応用的事例(3)
77.競争制限的企業集中の規制に関する応用的事例
88. 独占禁止法上の手続・サンクションに関する応用的事例(1)
99. 独占禁止法上の手続・サンクションに関する応用的事例(2)
1010.独占禁止法上の手続・サンクションに関する応用的事例(3)
1111.高度寡占市場対策(独占的状態の規制)に関する応用的事例
1212. 適用除外(規制改革と独占禁止法)に関する応用的事例(1)
1313. 適用除外(・規制改革と独占禁止法)に関する応用的事例(2)

  

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